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製品案内 - IoTゲートウェイ: Remote I/O Station

プロの現場に求められる IoT Edgeプラットフォーム を Arduino互換機で作りました。設備機器のIoT化にとって必須のRS485、RS232C、接点入出力、アナログ入力を備えています。

IoTの現場では、オンライン化の対象とする設備によって、通信フォーマットや信号の取り決めは異なるため、案件ごと、現場ごとにシステム統合(SI)を行う必要があります。

これがIoTの導入障壁となっていましたが、フタバのIoTゲートウェイでは、全世界で人気を博するArduinoの開発性を取り入れたことにより、様々な対象に対して迅速なシステム統合を可能にします。



プロの現場に求められる IoT Edge プラットフォーム

IoTプラットフォームは、人がいない現場で24時間365日稼働し続ける必要があります。また、60℃を超えるような高温環境、-20℃に達する低温環境に置かれることもあります。突然の停電が繰り返し発生する可能性もあります。そして、10年を超えて動き続けることが期待されます。

フタバのIoTゲートウェイは、そのような過酷な環境下での利用を想定して、設計されています。

Arduino開発環境の採用による開発障壁の低減

一般的なIoTゲートウェイは、開発環境を扱えるエンジニアの確保・養成に難点があります。特殊な開発環境のため、高度な知識を要するものが多く、少しプログラミングができれば誰でも、というわけには行きません。

フタバのIoTゲートウェイは、Arduino開発環境を採用したことにより、この課題をクリアします。Arduino開発環境は電気的知識のある多くのプログラマーに支持され、高校の教育でも用いられるほど庶民的です。以下に述べるプログラム例(後日掲載)をご覧になれば、この程度のプログラムで良いのか?と驚かれることでしょう。

(*) Arduino公式ページ

仕様

・CPUにATmega2560-16AUを採用
・IoTアプリケーションに十分なTCP/UDP通信機能
 - Ethernetシールド同等の機能
 - RJ-45によるLAN接続
 - TCP, UDP, NTP, HTTP など幅広く対応
・端子台インタフェース
 - 汎用デジタル入出力ポート(最大8ポート)
  - アナログ入力ポート (最大6ポート)
  - RS232C ポート
  - RS485 ポート
  - I2Cポート
  - DC 5V出力
・USB-miniB ポート
  - プログラミング用途
  - USBシリアル通信インタフェース
・DC 6V入力
・Arduinoシールドを搭載可能 (制限あり)
・ウォッチドッグタイマ機能 (1秒〜8秒)
・オプション・ケース (フランジ足付)
・オプション
  - LTE-M 通信装置 搭載可
  - XBee 搭載可
  - EEPROM 24LCxx シリーズ搭載可

インターフェース対応表

IoTゲートウェイ
インターフェース
Arduino
GPIOピン番号
Arduino
インターフェース
デジタル入出力
アナログ入力
A0〜A5 A0〜A5
インジケータ(緑) 22 22
インジケータ(赤) 23 23
RS232C N/A Serial1
RS485 N/A Serial2
USB N/A Serial
I2C(SDA) 20 Write
I2C(SCL) 21
TCP/UDP(LAN) N/A Ethernet

ケース寸法

応用例

【気象・防災】デジタル百葉箱

【エネルギー】電力監視システム

【ヘルスケア】住宅環境モニタリング

【産業】温度管理システム

【設備】空調制御システム